残念。不正解!

高圧蒸気滅菌は、水蒸気だから濡れたままで可能と誤解している医療関係者が多いようです。高温の飽和蒸気が被滅菌物の表面に触れることで“潜熱”と呼ばれるエネルギーが放出され、このエネルギーが被滅菌物に与えられて滅菌されます。
被滅菌物の表面に水分が存在すると、“潜熱”が伝わり難くなり、十分な温度が上がらず、滅菌が不確実となります。